消費税UPに翻弄される今日この頃

5月末よりスタートを準備している第2回リンパ浮腫療法士資格取得講習会ですが準備に手間取っています。
特に消費税UPの問題。
どうやら契約の時期で消費税額が決定ではないようで、しかしながら5月下旬からスタートならば、募集はやはり3月から行いたい。
そして受講生の方々の負担が少しでも少なく・・・となると3月中に講習費を入金できるようにして・・・
といろいろ準備をしております。
本来でしたら一次募集を4月中頃まで。定員に余裕があれば5月にも二次募集をという予定でおりましたがそうではなく、一次募集は消費税5%、二次募集では8%という違いになりそうです。

3月募集開始までに準備が間に合うようフル回転で動いております。

ヨシダ


【予告】第2回 リンパ浮腫講習会 講習生募集

第1期生の修了式が終わって間もないのですが、予告です。

次回当方が行いますリンパ浮腫療法士・資格取得講習会は5月にスタートする予定です。
現在細かな日程の決定など最終の打合せを行っております。
決まり次第、こちらのブログもしくは東京医療専門学校のHPでお知らせいたします。

ご興味のある方はこちらまでお問い合わせください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
lt_info@bethel-shinryosho.jp 担当:吉田

往診や治療などで席を空けていることがあります。
出来るだけ迅速に対応させて頂きますが、お返事まで少々のお時間をお許しくださいませ。

お問合せ頂きました方へは日程などの詳細が決まり次第こちらからご連絡も可能です。
ご不明な点や疑問などもお寄せ下さい。

ベテル南新宿診療所 吉田


LT資格取得講習会 第1期生の誕生です!

あっという間に迎えた講習会の最終日。
無事全員の合格!となりました。
集合写真

リンパ浮腫療法士認定機構の認定校として新たに構築しなおした講習会。
とにかく医療人として学びたい理想の形を作ろうと、試行錯誤してまいりました。
LTとして知っておいてもらいたいことや見せたいことなどできる限り盛り込んでまいりました。

試験はその内容にふさわしいものにしようと筆記、口頭試問、実技と1日かけて行いました。
口頭試問
口頭試問では皆さんの緊張が伝わってきます。
ですが、ひとつひとつ丁寧に答えて頂き、その内容にも感激です。

実技

左の写真は実技のバンテージの確認を試験官が行っている様子です。
初めは手順を覚えることだけでも大変そうだった皆さんの手が、どんどん上達し、とてもきれいに巻けるようになりました。

授与
そして最後に東京医療専門学校の村居校長より修了証書の授与です。

皆さんのホッしたお顔や達成感のお顔にうっかり目頭が熱くなりそうで必死にこらえながらの写真撮影でした。

なんて、これで終了みたいに書いてしまいましたが、これがゴールではありません。
スタートラインへの切符を手にしたばかりです。
このあとLT取得の認定試験があり、そして患者さんがいる現場が待っています。
講習生の皆さん、週末はひとまずゆっくりお休みください!
そして来週からまたまた頑張りましょう!!
応援しております!!!

ヨシダ


講習会も最終日

センター試験で日本中の受験生が踏ん張っている今日。
9月からスタートしたリンパ浮腫(LT)の講習生も修了試験となりました。

とにかく私達が可能な限り充実した講習会にしたい。
スタッフ自身が受けたい内容で行いたい。
そう考えて運営してきました。

終了試験は筆記、実技、口頭試問。
1日かけて行われます。

講習生の皆さん、頑張ってください!

ヨシダ


LT講習生の声

講習会に参加されている方がコメントをくださいましたのでご紹介致します。

東京医療専門学校卒、現在教員養成課に進まれたM.S.先生です。

 私は以前、大学病院で産婦人科病棟に勤務しており、婦人科の手術後のリンパ浮腫の患者様方を多く看てきました。その時、医師から処方された薬剤を投与すること、浮腫軽減のためのマシンの装着、そして気やすめ程度のマッサージをすることしかできずジレンマを感じていました。今回、講習会に参加することでリンパ浮腫についての知識と処置法について学び、患者様に還元できればと思っています。
 大学病院退職後、大学で看護教育に携わっており、様々な補完代替療法などについて講義をしたり、臨床実習の場でアロマのマッサージなどを取り入れたりしていました。今後も看護教育に携わる予定でありその際、今回得た知識を伝え、多くの看護職の方々が、リンパ浮腫療法師を取得できればと願っています。
 また、母校がこのような講習会を開催しているということは、卒業後、連携してリンパ浮腫の患者様をケアしていけると思っていますので、多くの卒業生の方々が受講されることをお勧めします。

最後の一文、ご推薦いただきありがとうございます。
手前味噌でございますが、手前どもの講習内容の濃さはもうドロッドロに濃~~いものになっています。
たくさんのご専門の先生方にご講義いただいておりますが、どの回も先生方がいろんな工夫をしてくださっています。どんな工夫を頂いているかはまた別の更新でお知らせさせてください。

あっもちろん実技の講習もスタッフ一同汗だくで頑張っていますよ。
自分たちの持っている全ての技術を余すことなく絞り出してお伝えしております。

10月からはクリニック研修も始まります。
講習生が実際の治療の様子をクリニックに入り、体得していきます。
患者さんには事前に講習生の見学の許可を頂いておりますが、たくさんの方に快くご承諾いただき感謝しております。

知識、技術、そして経験。
リンパ浮腫療法士として身につけていただけることはできる限りお届けしたいと努力しております。

リンパ浮腫療法士 吉田


LT資格取得講習会 実技講習

講習会も1ヶ月が終わりました。
座学の講座はほとんど終了しています。
こちらの情報は少しずつUPして参りますのでもう少々お待ちくださいませ。

本日は実技講習の様子をお伝え致します。

リンパ浮腫治療を施術するうえで身につけておきたいのが
バンテージ療法とマッサージ(マニュアルリンパドレナージ:MLD)療法です。

MLDは浅い部分のリンパを刺激し、バンテージ療法は深い部分のリンパ管を刺激してくれます。
どちらもリンパ浮腫には欠かせない治療方法です。
バンテージの巻き方はキツすぎでもダメ。ゆるすぎても効果が低い。
適度な圧迫力となるように何度も練習を重ねます。

以下の写真はバンテージ療法講習の様子。
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この足趾の包帯を巻くときにはそのゆるさにとても気をつけます。
少しでもキツく巻きすぎると締め付けられて、痛みやうっ血が生じてしまいます。
私も習い始めの頃は巻具合を確かめるため、自分の足に巻いて寝てみたり、出かけてみたりしました。
そんなとき足趾の包帯に不具合が出ると全てを巻き直さなくてはならないのでホントがっかり。
だから足趾の包帯は慎重に巻いていくのです。

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脚のバンテージは足趾から大腿の付け根までしっかり巻き上げます。
初めてのバンテージに講習生のみなさんからは「重い!」とあちこちで驚きの声が。
本当に重いし、夏は暑いし、手間だし、大変な治療です。
でも続けることでどんどん浮腫が減り、足が軽くなっていくことを体感した患者様はたくさんいらっしゃいます。
患者さんは皆さんとても上手に巻かれるようになるんですよ。

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腕も肘の部分は浮腫がたまりやすいのに、巻き方が少し複雑で初めはうまく巻けないことが多いです。
皆さん、ああでもないこうでもない、どうしたらいいんだろうと試行錯誤です。
初めは皆さん難しいと頭を悩ませます。
でも大丈夫。今回の講習生のみなさんの真剣さならすぐに上手になります。
何度も練習していきましょう。上手になるまでサポートいたします!!!!

MLD講習の様子は肌の露出が多いので写真撮影は控えました。

マッサージは素肌に直接素手を当てて行います。
よく目にする美容のリンパドレナージュとは皮膚へのタッチの感覚も手順も異なります。
私はもともとエステ業界から医療に転身いたしました。
リンパの流れが問題ない方にはもちろん美容のリンパドレナージで良いのです。
しかしながら何らかの原因でリンパの流れに問題がある場合には要注意です。
撫でるのでもない、さするのでもない、押したり揉み込んだりするのでもない独特の手技なんです。

気になる方は次回の講習会に是非お越し下さい。

リンパ浮腫療法士 吉田


第12回With You Tokyo ~あなたとブレストケアを考える会~

清々しい秋晴れの中、当院のリンパ療法士3名で聖路加看護大学に行ってきました。
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9/29こちらでは「第12回With You Tokyo ~あなたとブレストケアを考える会~」が開催されていました。
ここのところ数年、こちらでリンパ浮腫についてのグループワークをさせていただいているのです。

毎回テーマは私たちのほうで自由に設定させていただいています。
今回は浮腫の仕組みと浮腫解消の方法について、私ヨシダが担当させていただきました。

リンパ浮腫をお持ちの患者さんやそのご家族、または浮腫の治療に携わる医療関係者の皆さんにご参加いただきました。

今回はリンパ浮腫療法士の講習会でたくさんの先生方にリンパ浮腫の知識や情報をたくさんいただいていました。
その全てをお伝えするには時間が足りなかったのですが、それでも精一杯お伝えし、皆さんと情報交換もできたと思います。

こちらはそのリハーサルの様子です。
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今回は紙芝居方式で行いました。
難しい解剖や理論をイラストを使い、イメージしやすくしてみました。
前日までスケッチブックと格闘していたのですが・・・皆様のお役に少しは立てたでしょうか。

リンパ浮腫療法士 吉田


2013リンパ浮腫療法士・資格取得講習会

残暑厳しい中始まった講習会ですが、あっという間に季節は秋めいてまいりました。

今回の講習会にご協力頂きました先生方のご講義も残すところあとわずかです。
どの先生も皆様とても丁寧に、そして教科書などにはない最新のお話をいただき、
講習生はもちろんスタッフ一同一言も聞き逃さない見逃さない意気込みで
熱気あふれる講習会となっています。

それではそんな貴重なこれまでの講習会の様子を少しずつ紹介いたします。

初日の前半!!
愛知衣装学院短期大学の伊藤宗之先生にはリンパ浮腫に関係する解剖学を教えていただきました。
伊藤先生は医師でいらっしゃると同時にドイツ語が堪能で、
リンパ浮腫療法士のバイブル的存在になる「リンパ学」という参考書の翻訳にも携わっていらっしゃいます。
リンパの最も先端の部分をご説明くださったところでは、普段のリンパ治療の組みたてや患者さんへの説明の仕方に直結。
早速、翌日の治療から先生に教わったことを引用させていただきました。
(今回よい写真がなかったのですが、今後よい写真が出てきましたら再度更新いたします)

初日後半はベテル南新宿診療所の院長でもあります中川路桂先生です。
中川路先生にはリンパ浮腫に関する生理学を中心に教えていただきました。
ここはリンパ浮腫の治療に携わる者には核となるとても大切なところです。
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いかがですか?
真剣な雰囲気が伝わりますでしょうか?

まだまだたくさんの先生方にご講義いただいております。
これから少しずつ更新してまいります。

講習会についてご質問やお問い合わせがございましたらこちらのアドレスまでお願いいたします。
lt_info@ebethel-shinryosho.jp

リンパ浮腫療法士 吉田


リンパ浮腫療法士認定 受講生募集中

we-can-do-it 資格認定機関の学校法人「呉竹学園」がリンパ浮腫療法士資格取得の講習会を開催します。同校の提携医療機関である当院が、講義・臨床指導に当たります。「リンパ浮腫療法士認定機構」が認定する資格取得のための講座ですが,当院が今まで治療を行ってきた実績を生かし,資格取得だけでなく、実際に医療機関で治療に当たれるまでの知識,技術を身につけていただくことを目標にします。現在,リンパ浮腫治療に何らかの形で関係されている方は、この機会にぜひ、CDT(複合的理学療法)を学んでみてください。「リンパ浮腫療法士認定機構」が定める受験資格が特定の医療従事者で,ある程度制限がありますが,将来、リンパ浮腫治療に携わろうとお考えの方は、是非ご相談ください。ご参加をお待ちしております。

詳細は こちらから→http://bethel-shinryosho.jp/info/lymph/cdtkoushukai.php


リンパ浮腫療法士認定試験

第二回の認定試験が、来月大阪で行われます。来年以降も第三回、第四回目の試験が予定されているようですが、ベテル南新宿診療所では、東京医療専門学校との提携を元に、資格取得の講習を行います。9月開講し、受講生は2014年内の資格取得を目指します。具体的な内容は、近日中にベテル南新宿診療所HPにアップする予定です。