リンパ、血液の流れに新説???

動脈から細胞間隙へ染み出た組織液は9~80%が静脈で回収され、1~20%がリンパ管に回収される。
これが定説でしたが・・・。
新しい説が登場しているそうです。
その他にも新しい情報がいくつも。

まだ論文の原文など見たわけではないのでここでお話しするのは控えます。

この情報をくださったのはオランダからお越しのDr.Robert J Damstra先生です。
オランダ初のリンパ浮腫診断・治療ガイドラインを作成するなどご活躍の先生だそうです。
先生が新説のお話をされたとき、会場はざわめきました。
そのくらい驚いた内容だったんです。
大急ぎで新説のソースとなる論文のもとを紹介していただけるようお願いしてまいりました。
日々勉強だーーー。

去年もこのようなセミナーを開催してくださったのはナック商会株式会社さん。
情報提供に感謝申し上げます。

この日紹介いただいた商品ジャクスタシリーズはとてもよい商品なので、包帯が難しい患者さんの救世主です。
症状を緩和するにも落ち着いた症状を維持するにもとても良いものです。
いろんな圧迫と組み合わせも可能なのでもっと勉強して、患者さんによいツールとしてご紹介していきたいと思います。

こちらはそのジャクスタシリーズの装着の仕方をレクチャーいただいているところ。
当院スタッフがモデルになりました。
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先生方と一緒に写真を撮っていただきました。
後のスクリーンにはナックさんのロゴマークがあったのですが・・・うまく映りませんでした。

ナックさん、本当にありがとうございました。

ベテル南新宿診療所
リンパ浮腫担当:ヨシダ


リンパ浮腫療法士認定試験 事前対策セミナー

10/9(金)
あと1か月でリンパ浮腫療法士認定試験。
当講習会を修了された方対象の事前対策セミナーは毎回行っております。

大切な個所をまとめて・・・という作業をしていていつも思うのです。
覚えなくていいところなんてない!

丸覚えではなく、機序や理屈がわからないと応用が利きません。
少しでもそのあたりをかみ砕いてお伝えしたいと考えていますが、難しいです。
私たち講師も日々精進しております。

ベテル南新宿診療所
LT担当:ヨシダ


リンパ浮腫療法士認定協会の講習会

10/4(日)は朝から1日中講習会に参加でした。
リンパ浮腫療法士認定協会主催の講習会です。

午前中はすでにリンパ浮腫療法士の認定を受けた人たち向け。
リンパ浮腫療法士の認定は5年ごとに更新します。
その際30症例の臨床が必要とのこと。
ベテル南新宿診療所のスタッフは症例数はなんなくクリアですが、どのような講習会なのか興味津々で参加してきました。
正直形だけの参加かと思いきや、とても中身の濃い充実した講習会でぐいぐい引き込まれていました。
こちらに参加すると症例数が5症例分補てんとなるようです。
症例数よりも内容がとてもためになりましたので京都での開催分も行こうかなと検討中です。

午後からは11月に行われる第7回リンパ浮腫療法士認定試験受験者のための勉強セミナーです。
すでにリンパ浮腫療法士の認定を受けている人にとっては更新時のクレジットとして10単位もらえます。
これまで一日かけていた内容が半日になるのでどういう形なのかワクワクしながら参加。
午前からの継続で参加される方も多く、会場は空席がほぼないほど。
これまで解剖、生理、臨床各論のようなものがありましたがそのあたりは割愛されCDTの実際が中心でした。

これからベテルと東京医療専門学校が開催するリンパ浮腫講習会の修了生に対しての認定試験対策セミナーを予定していますので気が抜けません。
傾向と対策を考えねば。

ベテル南新宿診療所
LT担当:ヨシダ