medi 採寸講習会

当院のリンパ浮腫治療では大きくふたつの治療期間があります。
集中排液期といって、サイズアップした浮腫を集中的にサイズダウンさせる期間と
維持期といってサイズダウンした状態を維持していく期間です。

集中排液期では主にバンテージ療法とマニュアルリンパドレナージを中心に行っていきます。
もちろんセルフケアの指導も行い、患者さん自身が浮腫のコントロールができるようにもお手伝いしていきます。
そうしてサイズダウンした状態を維持していく維持期では患者さんのサイズにあった圧迫できる弾性着衣を装着していただきます。
その中でも難しいのがオーダーメイドの弾性着衣の作成です。

もちろん既製品で対応できれば経済的も弾性着衣を準備するセラピストもラクです。
ですが、足首あたりは細くても太もものサイズは少し太めなど、人間の身体は画一ではありません。
24時間の圧迫できる環境を考えると快適な装着感を、そして効果的な圧迫を考えると最適なのはオーダーメイドの弾性着衣だと実感しています。

けれどオーダーメイドの作成には正確に計測できるということが重要です。
講習会では、弾性着衣界のトップクラスであるmedi社を扱ってくださっているナック商会さんにご協力いただき、medi製品のオーダーメイドの計測方法をレクチャーいただいていています。

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ちょっとコツはありますが、これがうまくできると患者さんの身体にあった最適の弾性着衣を作成できます。
さてさて講習生の皆さん、コツはつかめましたでしょうか???

ベテル南新宿診療所
LT担当 ヨシダ


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