ベテル南新宿診療所のリンパ浮腫療法士たち

ベテル南新宿診療所では現在5名のリンパ浮腫療法士がおります。
男性1名、女性4名。
そのうち3名はドイツのフェルディーで学んで参りました。

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当院がリンパ浮腫の治療を始めると決めたのはもう10年以上も前のこと。
こうと決めたら即行動ということで、まず診療所のリーダーH先生が渡独。

ドイツ語はもちろん英語に自信のなかったH先生は渡独が決定したところで
大急ぎで英語を習得し、備えたそうです。
(研修は全て英語で行われるインターナショナルクラス)

事前に送られてきた分厚いテキストや宿題と格闘し、ドキドキのドイツ到着。
フェルディーのある街まで行きたいと、駅員さんに尋ねたら
「君はたどり着けないんじゃないかな」などと言われたとか。

そんな苦労をしながらたどり着いた研修では
世界から集まったリンパ浮腫を学びたいという人たちがいっぱい。
当時は目からウロコの情報もたくさんだったそうです。

その苦労を帰国してから手探りでスタッフに伝え、そしてまたひとり、またひとりと渡独。
そうしたみんなの苦労や経験から今日ではたくさんの患者さんとお付き合いをさせていただけるようになりました。
患者さんの症状はひとくくりにリンパ浮腫となりますが、その症状や治療内容はおひとりおひとり違います。
その違いに対応していく際に大きな助けとなるのがドイツでの研修やこれまでの経験です。

現在では渡独しなくても十分日本国内でリンパ浮腫を学べる環境となってまいりました。
これから勉強してみたいと思っている方は是非いろいろ調べてみてください。
比べてみてください。
私たちの行う講習会の詳細は3月上旬にHPで発表となる予定です。

追伸:スタートは5/31からと決定していることをこっそりお知らせ申し上げます。

ヨシダ


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