欧米では運動処方を行う際、足を傷つけないよう患者さんに合った靴をつくり、専門の靴下や足を守るためのケアグッズを積極的に利用しており、保険が適応される国も多いのです。たとえば、アメリカでは足を切断して働けなくなる人が増えることによる経済損失をとても大きくみており、切断しないための施策(高齢でリスクのある患者への医療靴の無償支給)を国の医療費の中で積極的に行っています。 (木下医師)
当院の足病外来では医師の処方により、治療用の靴や中敷きを作成する専門家(装具士)が患者さんの症状に応じたものを作成します。これらは保健医療の適応となり、自己負担(1割〜3割)のみで作ることが出来ます。