足病・フットケアミーティング(第二回)5月14日

医療従事者のみなさまを対象とした,糖尿病や透析患者さんの「足」に対する理解を深め,「足病変」を予防することを目的とした勉強会です。前回4月2日の会に引き続き,第二回を5月14日火曜 午後7:00から開催します。

内容は◎フットケア/創傷ケアに必要な知識・フットアセスメント を当院足外来を担当していただいている東京西徳洲会病院形成外科部長・木下幹雄先生に、◎フットケアに必要な下肢のバイオメカニクスとフットウェア をフッとサポートジャパン義肢装具士の大平吉夫氏に演習も含めて、講演していただきます。日頃からフットケアに関わるお仕事に就かれている方々にとって有益な知識・情報収集の場になればと思っています。ご参加をお待ちしております。

日時; 2013/5/14(火曜日) 19:00 〜 20:30

会場; 呉竹学園代々木校舎6Fセミナー室(JR代々木駅・地下鉄大江戸線北口出た道の正面右手)

対象; フットケアに関わる医療従事者

参加費;1.000円

定員; 30名

主催; 足病フットケアミーティング

参加をご希望の方,ご質問はフットサポートセンター東京

電話 03-6435-3318

詳細はこちらから

適切な靴はフットケア、足病診療の第一歩!

欧米では運動処方を行う際、足を傷つけないよう患者さんに合った靴をつくり、専門の靴下や足を守るためのケアグッズを積極的に利用しており、保険が適応される国も多いのです。たとえば、アメリカでは足を切断して働けなくなる人が増えることによる経済損失をとても大きくみており、切断しないための施策(高齢でリスクのある患者への医療靴の無償支給)を国の医療費の中で積極的に行っています。  (木下医師)

water-bottles-shoes-001-1当院の足病外来では医師の処方により、治療用の靴や中敷きを作成する専門家(装具士)が患者さんの症状に応じたものを作成します。これらは保健医療の適応となり、自己負担(1割〜3割)のみで作ることが出来ます。

糖尿病ネットワークHPに、当院足病外来の記事が掲載されています。

糖尿病による足切断を防ぐために 病診連携の足病専門施設が誕生
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2013/019966.php

足病外来が始まりました。

1131142_02fe_625x10004月2日火曜日より足病外来がスタートしました。担当の木下先生、看護師さん、装具士やフットサポートから応援に来てくれたスタッフの皆さんに取り囲まれた患者さんは、ちょっと萎縮されていたようですが、足病の診療は、一人の患者さんにたいして多方面から各々の専門家が一致協力して、効率的に行うことがポイントです。暫しのご辛抱で健康な足を取り戻して下さい。